介護福祉士国家試験合格への効率学習サポート・サービスを提供します
外国人介護士を確保するルートとして、「EPA」、「技能実習」、「特定技能」そして「介護」という制度(およびそれに対応する在留資格)が整備され、これらの制度をいくつか組み合わせることで外国人介護士について、比較的長期の雇用を確保することが理論的には可能となりました。そこで、外国人介護士に介護のプロフェッショナルとしてのキャリアを形成する機会を提供することが、今後の雇用の定着につながると考えられ、その一つに、介護福祉士の国家資格を取得することを奨励する方法があります。
外国人介護士が来日後に日本語の国家試験に合格して国家資格を取得するということは、その副産物の一つとして、その外国人介護士が在籍する施設の日本人職員の士気向上等、介護施設の組織全体の底上げにもつながる可能性があります。
介護福祉士国家試験は、過去問をみると明らかですが、日常生活ではほとんど出てこない専門用語(漢字)が出題される非常に技術的な試験であり、この試験に合格しても介護現場や日常の社会生活で必要な日本語コミュニケーション能力の向上は、あまり期待できません。一般日本語能力N3レベル程度の外国人介護士がこの試験に合格するには短期間にその母国語ベースでの集中的な学習サポートを得ることが最も合理的であるような試験です。今回、介護福祉士国家試験合格への効率学習サポートを英語で行う用意ができました。当面はフィリピン人介護士を受講者の対象とします。近い将来に、サポート対象の外国語をモンゴル語等にも拡げていく方向で準備しています。
介護福祉士国家試験合格への効率学習サポート・サービス
■サポートの内容:
以下の3つのステップを踏んで受講者の実力を高めていきます。
・診断:
英語訳過去問(出題される13分野全て)をもとに、英語での問題内容の理解度をチェックします。
・学習処方:
英語での内容理解力をもとに、試験問題の日本語の文章(長文・短文)の構文(基本5文型)を素早く正確に把握する能力を強化し、同時に、
試験問題に出てくる専門用語の漢字の語彙力(読み方と意味)を飛躍的に高めます。
・進捗度確認と苦手・弱点分野の補強:
得意・苦手とする分野を確認し、その要因を究明して、苦手分野を効率的に克服する個別の対策・方法を講じます。
■サポート方法:
Zoomによる遠隔テレ学習と対面学習を併用します。
・Zoomテレ学習:
毎月4週のうち2週は3コマ、2週は2コ計10コマ行い毎月出題全分野をカバーし、各コマは最短40分、最長90分。
各受講者はスマホでZoomに参加。事前に学習資料をメール送信。
Zoom 招待先フリーメールアドレス(gmail等)は受講者の参加を雇用主が確認できるものを使用。
時間帯は最も学習効率の上がる昼食前の時間等(要調整)、場所は施設内会議室等。
・対面学習:
受講者の勤務場所等の施設内で毎月1回週末開催、毎回4時間程度。
■対象:
・前EPA介護福祉士候補者もしくは前技能実習修了者等(現、特定技能等在留資格の保持者)と2年目以降の現EPA介護福祉士候補者、2年目以降現介護技能実習生。
・Zoomテレ学習参加者は当初6名位まで。
■費用:
・15万円(半年コース)、24万円(1年コース)/受験者1人当たり(要ご相談)。
(EPA訪日後日本語研修費36万円(半年間)及び介護福祉士国家試験学習支援の国の補助金23.5万円/年を参考、5年継続勤務後の返済免除とする貸付の形式で受講者外国人介護士の雇用主が費用を支弁する方法等があります。)